妊娠中のダイエットのリスク(肥満児)

出産後も変わらぬプロポーションを保つ芸能人ママが、最近とても多いですね。

 

山田優さんは産後2ヶ月で産後とは思えない体型でモデル業に復帰し、ハリウッド女優の中には、産後半年程度で見事なプロポーションを披露して映画に復活したりと、産後も綺麗であり続ける女性が増えています。

 

産後の体型戻しは大変だからと、妊娠中にできるだけ太らないようにしよう!と妊娠中にもかかわらず無理なダイエットをしようと思っていませんか?

 

確かに、適正体重を越えた体重増加は、産後のダイエットを困難にします。出産した後に減るのは、胎盤と羊水、赤ちゃんでせいぜい4〜5s程度。残りの増えた体重は、ママの脂肪となって蓄えられているので、授乳や食事管理で減らすしかありません。

 

産後半年を過ぎると急に痩せにくくなるとも言われているので、妊娠中に太りすぎない方がいいというのも事実です。とはいえ、妊娠中に「過激なダイエットによって体重を増やさない」というのはおすすめできません。

 

これは、ママの体と、赤ちゃんの体の両方に悪影響が及ぶからです。

 

ママへの影響

まず、ママの体ですが、産後は赤ちゃんのお世話のために多くの体力を消耗しますし、寝られない日々も続きます。

 

睡眠時間が足りない中でも、ママはせっせと授乳しなくてはいけません。そのためには、ある程度のエネルギーや脂肪を蓄えておく必要があるのです。

 

でなければ、産後のママの体がヘロヘロになってしまいます。

 

赤ちゃんへの影響

ママへの影響もさることながら、さらに懸念されるのは、赤ちゃんの肥満リスク。

 

第二次世界大戦後、食料の乏しかった時期に生まれた赤ちゃんが、成人になった時の健康状態を調査した結果があります。そのデータによると、母親が栄養失調の状態で生まれた赤ちゃんは、成人するとメタボリックシンドロームになる確率が非常に高くなっていました。

 

これは赤ちゃんが胎児の時にまともな栄養を胎盤から受け取ることができなかったため、栄養が少ない環境下でも生きていくことができるようにと体が順応したため。つまり、ママの過度なダイエットが赤ちゃんに無理な負担をかけてしまった結果です。

 

当時の母親は環境によりやむなく栄養失調になってしまったわけですが、現代のママは自分で食べるものを選ぶことが出来ます。プロポーションの維持だけを考えて、偏ったダイエットを行うのは避けましょう。

 

10年、20年たった時の我が子の体に影響を及ぼしてしまうことになります。特に、妊娠食のダイエットの影響は大きいので、慎重に判断するようにしてくださいね。